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豆まきの豆知識
2007.01.29 |Category …日常
2月1日は道場にて「厄除け祈祷」が行われます。
毎年、厄年の方から一般の方を対象に一年の厄除けとして祈願している行事です。
2月の行事の一つには豆まきをする「節分」の日は豆をまいて厄や鬼を追い出すというものですが
この儀式のことを一般的に追儺(ついな)と呼びます。
この追儺は朝廷の年中行事ですが、もともとは中国の儀式で
日本で初めて行われたのは慶雲三年です。
追儺は「おにやらい」とも読み「鬼遣」と書くこともあります。
読んで字のごとく鬼を追いやる行事で、これが時代を下るにつれ、次第に民間にも広がっていきます。
ちなみに、豆は「煎った大豆」である必要があります。
大豆であることは重要ではないかもしれませんが、「堅い豆を煎る」という事は
必要です(もし煎った豆から芽が出ると悪いことが起こるという話もあります)。
これは「金」を表す堅い豆を「火」で煎ることにより、「火剋金」が成り立つ必要があるためです。
「金」は五行思想では病などを表すこともあり、それを剋する、つまり負かすことで病などに勝つ
という願いが込められています。このとき食べる豆は自分の年齢+1個です。
今まで生きてきた年、そして新たに始まった年、その数の豆を食べることで「金に剋」
つまり、病などに負けないという願いが込められています。
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